この記事では、レターパックプラス・ライトについて解説します。
どちらも一見すると似たように見えますが、「厚み制限」も「配達方法」も異なります。
レターパックのご購入を希望される方は以下のサイトを、それぞれの特徴、違いと、旧レターパックを無駄にしない方法について詳しく知りたい方はこの記事を参考にしてください。
1. レターパック料金改定の内容(2024年10月〜現在)
まず、2024年10月1日に実施された価格改定の内容を正確に把握しておきましょう。
この値上げは「1994年以来、約30年ぶり」の規模であり、発送数が多いほどインパクトを与えています。
| サービス名 | 旧料金 | 新料金(現在) | 値上げ幅 |
| レターパックライト | 370円 | 430円 | +60円 |
| レターパックプラス | 520円 | 600円 | +80円 |
| スマートレター | 180円 | 210円 | +30円 |
2026年現在もこの料金体系が維持されていますが、今後も人件費や物流コストの上昇により、さらなる改定の議論が行われています。
2. 手元にある「旧レターパック」は捨てないで!再利用する方法
値上げ前に買い溜めしていた、あるいはデスクの引き出しに眠っている「旧料金のレターパック」はありませんか?
これらは差額分の切手を貼ることで、2026年現在もそのまま使用可能です。
差額切手の組み合わせ例
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レターパックライト(旧370円): 60円分の切手を貼る
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(例:50円切手1枚 + 10円切手1枚、または60円切手1枚)
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レターパックプラス(旧520円): 80円分の切手を貼る
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(例:50円切手1枚 + 30円切手1枚、または80円切手1枚)
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差額切手を貼る場所と注意点
日本郵便の公式見解では、
「料額印面(左上の金額が印刷されている部分)の下」
に貼ることが推奨されています。
ワンポイントアドバイス:
封筒に「この線より上は消印に使用しますので、何も書いたり貼ったりしないでください」という注意書きがありますが、差額切手についてはこの範囲内に貼っても問題ありません。
むしろ、消印が押しやすいように料額印面の近くに貼るのがエチケットです。
郵便局での交換も可能
「切手を貼るのが面倒」「見た目がスマートではない」という場合は、郵便局の窓口で新料金の封筒に交換してもらうことも可能です。
ただし、1枚につき55円の手数料がかかるため、コスト削減を優先するなら自力で切手を貼るのが正解です。
3. なぜレターパックは選ばれるのか?4つの大きなメリット
値上げされたとはいえ、レターパックには他の発送方法にはない圧倒的な強みがあります。
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全国一律料金: 北海道から沖縄まで、距離を気にせず送れます。
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追跡サービス付き: 「届いた・届かない」のトラブルを未然に防げるため、高価なサンプルや契約書の送付に最適。
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信書の送付が可能: 宅配便やメール便では送れない「信書(契約書、請求書など)」を送れるのが最大の強みです。
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ポスト投函OK: レターパックライトなら、外出ついでにポストに入れるだけで発送完了。時間の節約になります。
4. レターパックに代わる「安配」サービス比較表
「その荷物、本当にレターパックである必要がある?」
厚さや重さによっては、以下の代替サービスの方が圧倒的に安上がりです。
| サービス名 | 料金(税込) | 特徴 | 最適な利用シーン |
| クリックポスト | 185円 | 追跡あり、ポスト投函、要ラベル印刷 | 3cm以内の小物、冊子、衣類 |
| ゆうパケット | 250円〜 | 追跡あり、厚さで料金変動 | フリマアプリ経由の発送など |
| こねこ便420 | 420円 | ヤマト運輸、専用封筒、追跡あり | レターパックライトの強力なライバル |
| スマートレター | 210円 | 追跡なし、A5サイズ、厚さ2cmまで | 追跡不要な薄い資料、カタログ |
クリックポストへの乗り換え戦略
もし「厚さ3cm以内のもの」を大量に送っているなら、レターパックライト(430円)からクリックポスト(185円)に切り替えるだけで、1通あたり245円の節約になります。
月に50通発送している場合、年間で147,000円もの節約になります。
これは大きいですよね。
5. 「発送コスト削減」3つの極意
利益を最大化するために、実践している具体的なテクニックを共有します。
① 厚み4cm以上の壁を「レターパックプラス」で突破
レターパックプラスは、封が閉まれば厚さ制限がありません。
いわゆる「箱形成形」をすることで、通常ならゆうパック(60サイズ 800円以上)になる荷物を600円で送ることができます。
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テクニック: 封筒の端を折り込み、マチを作ることで、厚さ10cm程度の立方体に近い形にして発送できます。
② 切手は「金券ショップ」や「ポイント還元」で買う
差額切手やレターパック本体を定価で買ってはいけません。
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金券ショップ: レターパックプラスなら1枚あたり10円〜20円安く手に入ることがあります。
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キャッシュレス決済: 郵便局の窓口でも現在はクレジットカードやQRコード決済が使えます。
ポイント還元率の高いカード(1.5%以上)を利用し、実質的な購入価格を下げましょう。
③ デジタル化(ペーパーレス)の徹底
そもそも「送らない」ことが最強のコストカットです。
契約書はクラウドサインやGMOサインなどの電子契約に移行し、資料はPDFをクラウド共有する。
どうしても物理的な送付が必要な場合のみ、レターパックを選択するという「優先順位の整理」が重要です。
6. よくある3つの質問(FAQ)
Q1. 値上げ前のレターパックをそのままポストに入れたらどうなる?
A. 基本的には差出人に返送されます。
万が一、宛先に届いてしまった場合は、受取人が不足分を支払うか、受取拒否されることになり、大きな信用失墜に繋がります。
必ず差額切手を貼りましょう。
Q2. 差額切手はコンビニで買えますか?
A. はい、多くのコンビニ(ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなど)で販売されています。
ただし、1円単位の切手は置いていない場合があるため、10円単位で組み合わせて調整するのがスムーズです。
Q3. レターパックライトで厚さ3cmを超えてしまったら?
A. 引受不可として返送されます。
厚さが不安な場合は、迷わずレターパックプラスを選択するか、厚さ制限のない「こねこ便420」を検討してください。
7. レターパック値上げについてのまとめ
2024年の値上げから1年以上が経過し、この新料金に慣れてしまった方も多いかもしれません。
しかし、こうした「チリツモ」の出費を見逃しません。
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旧パックは差額切手で賢く使い切る。
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3cm以内ならクリックポストを最優先。
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厚みがあるならレターパックプラスの箱形化を活用。
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そもそもデジタル化できないか検討する。
配送コストを最適化することで浮いた費用を、物価高の今、食費などにあててみてはいかがでしょうか。

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